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本田動物病院 TEL 0176-57-3468
since 2005/04/01

動物病院へ逃げてくる犬(2006年1月)
 動物病院へ来る犬は、大抵は病院のことをいやがります。痛い注射をされたり、苦い薬を飲まされたりと、犬自身にとっては「ろくな事」がない場所だからでしょうね。

 しかし、珍しい例外も。


私が開業する前のことですが、深夜自宅に戻ると、見慣れないハスキーが遊んで!と駐車場からダッシュで飛び出してきました。

 
「えへっ! また来ちゃいました!」
時々、散歩の途中に、遊びに来てくれます。

きみ誰? 

首輪を見ると、幸いなことに鑑札がついてました。しかし、その日は日曜日。おまけに深夜。もちろん市役所はしまってます。飼い主さんの情報を問い合わせたくてもできない・・・。
しかし、ハスキーのような大型犬がその辺をふらつくのは大変危険なので、とりあえず我が家で預かることにしました。使ってない倉庫に入れると、大はしゃぎ。フレンドリーで、遊んで!遊んで!と飛びついてきます。
ハスキーって、野生の血が強く残っている犬種で、なかなか飼い主以外の人間には慣れてくれないところもありますが、この子は例外。頭も大変よく、トイレや食事の躾(しつけ)もキチンとされている様子。飼い主さん探してるんだろうなぁ。

 次の朝まで待って、市役所に問い合わせしてみると、ご近所の方が飼い主であることがわかり、無事に引き取られていきました。
 数年後、私は同じ場所で開業し、その方も私の病院の患者さんとなってくれまして、散歩の途中に寄っては様子を見せてくれる間柄となりました。

 そんなある日。その飼い主さんから、「脱走した!」と電話がありました。
お馬鹿!
事故にでも遭わなきゃいいなぁと思っていると、通行中の人から「お宅の病院から大きなハスキーが飛び出してきたよ。」と連絡が。
外に飛び出してみると、見慣れたハスキーが走ってます。追いかけて呼ぶと、ダッシュで「遊んで!」と飛びついてきました。まさに探していた脱走ハスキーです。

おまえ、また来たの? 

なぜか、この子は私の病院が好きのようで、脱走しては逃げてくるようです。うちの病院で痛い注射もされたことはあるんですけどね・・・。
何はともあれ、無事保護でき、その後、飼い主さん宅に戻れたのはラッキーでした。