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パソコンの手術(2006年11月)

 最近、私の所有しているノートパソコン(VAIO PCG-GRX71)の様子がどうも変。
使用している途中でいきなりのシャットダウン。少しでも前兆があれば、「あ!まずいかも!」と、あわててアプリを終了する余裕もあるのですが、何の予告もなくいきなりのダウン。ブルーバックになるのではなく、一気に電源まで落ちる始末。

特にクロックアップしてるわけでもなく、ノーマルのまま無改造で使用しているんですが、何で?
そういえば、最近排熱用のファンがガンガン回っているような気がする・・・・
・・・・・熱暴走?

ためしに、スーパーπを25万桁までやらせると、見事に途中で落ちる。熱を計測するアプリで見ながらやると、CPUの温度が、50℃超えた当たりでダウンしている様子。

明らかに病気です! 手術です!(笑)
早速、手術台の上で、文字通りノートパソコンの手術を始めます。

私、幼少の頃より親父の影響で電子工学の世界にどっぷりとつかっていたんで、ハードいじるのは好きなんですよね。親父の話は、後日書くとして、PCなどは自分で作らないと気が済まないタイプです。
熱暴走には、かつてのK6−Uで泣かされた経験がありますので、大体症状が分かります。おおかたヒートシンクにゴミがたまったか、シリコングリスが乾いて剥がれているか、ファンが壊れたかなんかでしょう。

***注意!***
これから書く話は、まねしないでください。改造してはだめですよ! メーカの補償は、もちろん受けられなくなります。
ケースを空け、キーボードを上げるとマザーボードが見えてきます。ヒートシンクを外すと、CPU(PEN4)が見えてきます。
?????
CPUとヒートシンク、ゴム板でくっついているだけ?
グリスは? ない?
最近のは、熱伝導ゴムなどでくっついているだけのものが増えてきましたが、これもそのようです。


ヒートシンク


CPU

他のヒートシンクも外すと、ビデオチップと、チップセットが見えてきますが、こちらも熱伝導板のみで熱を逃がしている様子。
んん・・・と、少しヒートシンクが、変形していて、少し浮いているような気が・・・・。
そういえば、我が家の巨ネコ「にぃ」(体重8kg)がよく座布団がわりにこのバイオで寝てたっけ。このバイオ、16インチ液晶で大きいんですよね。液晶パネルは、ほんのり暖かいので、ネコにとっては手頃なペットヒーターなわけです。

にぃ おまえだよ! 原因!
その体重で、ヒートシンク変形して、熱逃げてなかったんだよ!


さらに調べると、ファンは回っているものの、ヒートシンクや風の径路に多量のネコ毛が・・・・
色柄からして、2〜3匹分の毛。そういえば、にぃ以外にもよくバイオの上で寝てたよな・・・・

早速、ヒートシンクの変形を治し、ゴミを取り除き、たっぷりのグリスをぬって、元に戻して、手術は終了。
電源入れて、スーパーπをやらせながら温度チェックしても、CPU温度は40℃台をキープしてます。うまくいきました。


ビデオチップとチップセット
シリコングリスたっぷり塗っときました。

注意:グリスの塗りすぎは良くないのですが、この場合ヒートシンクが少し変形しているので、このくらい塗らないとうまく熱が逃げない・・・


ケースのネジを締め直し、バッテリーを戻して、普通に使い始めること1時間、すごく快適で、熱が上がらないせいかファンもほとんど回りません。いやー汚れって馬鹿になりませんね。
よかった!よかった! と思っていた矢先

ぷちん!(いきなりのシャットダウン!)

なんで?????

結局のところ、バッテリーも原因でした。詳細は不明ですが、バッテリーが痛んでいるのか、充電回路が損傷しているか不明ですが、バッテリーの充電がある程度進むと、フリーズするようです。熱が出ている様子はないので、充電に使われる電流の超過でシステム全体がダウンしている様子です。
とりあえず、家でしか使わないノードパソコンなので、バッテリー外してACで使用しています。熱暴走もあったようですが、そちらの方は2次的な原因のようです。

同じ症状になった人がいたら、バッテリー外して使用チェックしてみることをお勧めします。