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鮭とば(サケトバ)作り (2010年2月)
「鮭とば」ってご存じですか?
サケとばとか鮭トバとかいろんな書き方があるみたいですが、これ、「サケの干物」のことなんです。
青森ではおなじみの食べ物ですが、東北以南ではあまり知名度は高くないようです。
そのまま食べても、とてもおいしいし、炙ってもうまい。酒の肴にもよくあいます。
これ、とてもおいしいんですが、高い!
細い切り身が4本ほど入ってる物が1000円ぐらい。
でも、うちの従業員たち、これが大好きで、あっという間になくなってしまいます。
うちの動物病院では、従業員のおやつや飲み物も病院経費で買ってますから、バカになりません(笑)
そんなに好きなら作るか! ということになり、今年作って見ました。
まず、作るに当たって、ネットで情報収集しましたが、意外と情報が載ってない・・・
こちらでもレシピという物はあまり見かけないんですよね。
おばあちゃん達から口伝えで受け次がれてる調理法なのか・・・・な?
そこでいろんな経験者の方に聞いて、一番良さそうな方法で作って見たところ、これが大成功!
ネットでも作り方が分からずに困っている人多かったので、ここにその製法を紹介しますね!
ご参考になれば幸いです。
【準備するもの】
出刃包丁(切れ味良い物用意してください)
まな板(できるだけ大きい物)
ビニールシート
ビニールロープ
厚手のビニール袋
調味料(岩塩、しょうゆ、みりん)
【場所】
汚れてもよく、近くに水道のある場所を用意してください。
今回は、玄関のたたきに、ビニール広げて作業場を確保しました。
【適切な時期】
氷点下になる気温が多い時期がおすすめです。
青森だと12月中旬ぐらいです。
【その1】
まずサケを用意しましょう。
油ののってる高級品は、サケとばにはむきません。
油の落ちた安いサケがおすすめです。
それを3枚におろします。
ただし、シッポまで切り落とさず、残してくださいね。
背骨をとって「開き」を作るイメージです。
【その2】
小骨を取りましょう。
後で食べるときに口に刺さってたべにくいので、できる限り丹念に除去します。100均などで売ってる骨抜きがあると便利です。
【その3】
味付けします。
今回は「塩味」と「しょうゆ味」にしました。
「塩味の場合」
・開いたサケの切り身に、岩塩をたっぷりまぶします。
・それを、ビニール袋に入れ、1晩、寒いところで寝かします。
・その後、冷水を入れたバケツを用意し、そこに30分程つけ込んで、表面の塩を洗い落とします。
「しょうゆの場合」
・しょうゆ1.8L、みりん1Lをビニール袋に入れ、よく混ぜます。
・これにサケの開きを5匹ほどいれ、寒いところで一晩つけ込みます。
【その4】
干します。
シッポにビニールロープを巻き付けて、寒風の当たるところに干します。
うちは、屋外にある倉庫の天井に干しました。
開きにせず、1匹丸々干すことも出来ます。
この場合は、内臓とって岩塩をまぶしたら、内臓のところに半分に折った割り箸を差し込んで、風通りがよいようにしてください。
注意!
野良猫さん、みんな狙ってますので、届かないところにしてくださいね。
もちろん野良猫さん見かけたら、保護してあげてくださいね。
【その5】
1週間ほど干したら、切り込みを入れます。
キッチンばさみでやると便利ですね。
あまり細くすると、後でカールしてしまって食べにくくなるので、片側に4本ぐらい切り込み入れるといいでしょう。
メモ
干してすぐ切り込み入れるとカールしてしまい、まっすぐになりません。
【その6】
切り込みを入れ終わったら、再度つるして干します。
この後4週間ほど待つと、いい感じに干し上がり、食べ頃となります。
どのくらい待つかは、その時期によって違いますから、1週間毎に1本ずつちぎって食べてみるといいでしょう。
実は、この味見がおいしくて、食べ過ぎてしまいますから、ご注意を。
後で食べる分無くなってしまいますから(笑)
↓4週間後
【その7】
完成
冷蔵庫に余裕があるなら、そのまま冷やして保存しましょう。
余裕がない場合は、キッチンばさみで小さく切って、保存すると便利です。
食べるときは、皮をはいで食べるのがグーです。
炙って食べてもおいしいですし、フレーク状に砕いてお茶漬けにしてもおいしいですよー!
皆さん、お試しあれ!!