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Q 一度お産をしないと、不妊手術ができないと聞きました。けれど生まれた子供の里親さんを見つける自信がありません。
(2006年4月8日デーリー東北掲載)
不妊手術するのにあたり、お産経験の有無は関係有りません。しかし、発情や妊娠する前に不妊手術する方が、乳腺腫瘍(しゅよう)の発生率を大きく抑えることが可能です。
ペットを取り巻く生活環境は年々向上してきており、ペットの高齢化が進んでいます。これに伴い腫瘍などの高齢疾患の発生が増えてきています。
大型の乳腺腫瘍
乳腺腫瘍は、発生率も高く、発見が遅れると死亡する場合もあります。
この中でも発生が多いのが乳腺腫瘍であり、発見が遅れれば死亡することもある恐ろしい病気です。しかし、たくさんの研究の結果、初めての発情の前に不妊手術を行うと、発生率を約二百分の一にまで下げられることが分かってきました。
また、犬や猫は、一度のお産で数匹の子供を産みます。お産は、母体にとっても、里親を捜す飼い主さんにとっても大きな負担です。これらからも、不妊手術のために一度お産をさせる行為に、メリットはありません。
理想的な不妊手術は生後5〜6ヶ月ごろがよいでしょう。ただし、犬種や猫種、成長の度合いによっても異なりますので、お近くの動物病院の先生と相談しながら決めるのがよいでしょう。