これは、ワクチン接種による副作用だと思われます。
自然界には、ペットの命を奪う恐ろしいウイルス感染症がたくさんあり、混合ワクチンを毎年接種することで、これらの病気から免れることができます。ワクチン接種では、動物の体に毒性を弱くしたウイルスや、ウイルスの死体を注射液とともに注射します。これにより、動物の体ではウイルスと戦う抗体(こうたい)がたくさん作られ、ウイルスの攻撃に勝つ力(免疫力)がつきます。
しかし、まれにですが、ウイルスや注射液に対して、体が過敏に反応する副作用(アレルギー)がおきることがあります。ペットでは顔や耳が腫れたり、赤くなる事があります。また、非常に確率は低いのですが、嘔吐や呼吸困難を起こすこともあり、重症では死亡することもあります。
このアレルギー反応を予測することは困難で、事前の検査で問題が無くても突然発生する事があります。このため、ワクチン接種を受けた後は動物の安静を保ちながら、体調を十分に観察してください。万が一、アレルギー反応が起きてしまったら、たとえ軽症でも、すぐにお近くの動物病院へ受診し、手当を受けてください。
アレルギーが起きた症例
ワクチン注射前 | |
ワクチン注射90分後
鼻や目の周りが腫れています |
|