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Q ゴールデンレトリバーを飼っています。耳の中が黒くなって、粘りけのある液が出ています。
(2006年5月13日デーリー東北掲載)

 
 おそらく外耳道炎によるものと思われます。
 耳がたれている犬種や、耳道の中に毛がたくさん生えている犬種では、外耳道炎を起こしやすいことがあります。外耳道炎は、外耳道にあるミミアカ(耳垢)や微細な傷に、細菌やカビの中間であるマラセチアなどが多数寄生して炎症を起こすことでおきます。


耳のたれている犬種は要注意です。

 また、耳垢を食べるダニの寄生によって外耳道炎がおきることも多く、激しいかゆみや、痛みを伴います。
 これらは、併発することも多く、激しいかゆみから後ろ足で耳たぶをかいて傷をつくってしまい、さらに炎症が広がることも珍しくありません。これは犬に限らず、猫にも同様に見られる病気です。

 治療は、まず、耳道の中の様子を調べ、原因を特定することから始まります。つづいて耳の中をきれいにする耳洗浄をして、薬物による治療を行います。しかし、鼓膜が破れている場合や、外耳道炎の原因によって、処置や薬が異なります。おかしいなと思ったら、はやめに動物病院で診察を受け、指示に従って治療を行ってください。