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本田動物病院 TEL 0176-57-3468
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Q 子犬を飼い始めました。動物病院で、生後2ヶ月目と3ヶ月目にワクチン接種を受けるように言われました。
なぜ2回も受けなければいけないのですか?
(2006年6月24日デーリー東北掲載)

 
 ワクチン接種においては、動物の体に毒性を弱くしたウイルスや、ウイルスの死体を注射します。体の中では、注射されたウイルスを攻撃するため、たくさんの抗体(こうたい)が作られます。これにより、ウイルスの攻撃に勝つ免疫力がつき、本物の強いウイルスに感染しても、病気にかからなくなります。


 また抗体は、母乳からもらう事もできます。生まれて間もない子供は、抗体をたくさん含んだ母乳を飲み、親譲りの抗体(移行抗体)をもらって、外界の強いウイルスに対する抵抗力を獲得します。しかし、この移行抗体の寿命は短く、離乳する頃には減少し、その後の期間は無防備となります。

 このため、ワクチンを接種して、免疫力を高めなくてはいけません。しかし、移行抗体が存在している状態でワクチンを接種すると、ワクチン自身が移行抗体によって攻撃されてしまい、効果を発揮できません。移行抗体が減少した時期にワクチン接種をしなければなりませんが、その時期は、母乳を飲んでいる量や、個体によって異なり、正確な判定は困難です。このため、早めに移行抗体が減少した場合を想定して生後2ヶ月目に1回、また、移行抗体があったために1回目のワクチンが無効であったことを想定して、生後3ヶ月目にもう1回接種します。

 ワクチン接種のタイミングや回数は、使用するワクチンの種類やペットの発育状況などによって異なりますので、詳細は動物病院にてご相談ください。