多くの時間を室内で過ごされていても、フィラリア予防はしてください。散歩に出るのであれば、蚊に刺される可能性は十分に高いです。また、室内で飼っているから大丈夫という理論には、根拠がありません。たくさん蚊に刺されたら感染するのではなく、たとえ一匹でも条件がそろえば感染はしてしまいます。要は確率の問題なのです。
フィラリア症とは、イヌ糸状虫と呼ばれるそうめん状の寄生虫が心臓や肺の血管の中に寄生する感染症です。重度感染すると、心臓や肺の機能が低下し、激しい運動中に発作を起こして倒れたり、重度の貧血や腹水が貯まったりします。致死率も高く、一度感染してしまうと、駆虫するのにも高いリスクが伴います。
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室内犬でも、蚊に刺される機会は少なくありません。
飼い主さんも、室内で蚊に刺されなかったということは、ないのでは? |
この病気は、蚊が媒介するのが特徴です。フィラリアの成虫は、たくさんのミクロフィラリアと呼ばれる子虫を血液の中に産み、この血液を吸った蚊が他の犬に媒介していきます。このため、蚊の飛ぶ季節に感染が拡大します。この病気にならないためには、蚊が媒介するミクロフィラリアを駆虫することが出来る「フィラリア予防薬」を、毎月1回飲んで感染を防ぐことです。蚊取り線香で蚊が来ないようにしているから大丈夫とか、室内にいるから大丈夫などという方がいますが、これは間違いです。蚊取り線香で、100%蚊を防御することは困難ですし、室内にいても蚊には刺されます。
このため、蚊の飛ぶ季節になったら、大事な犬の命を守るためにも、必ずフィラリア予防を始めてください。
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