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本田動物病院 TEL 0176-57-3468
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Q 13才のメス猫を飼っています。以前、動物病院で避妊手術をお願いしたところ、高齢なので手術は難しいと言われました。しかし、発情が始まると夜も眠れないくらい大きな声で泣き叫び、ご近所に迷惑をかける始末です。手術は無理でも薬でなんとかできないものでしょうか?
(2007年8月25日デーリー東北掲載)

 
 薬物で発情をコントロールすることは可能です。これには、発情を抑える薬物がしみこんだシリコン製のインプラントを使用します。このインプラントを首の後ろの皮下に埋め込むと、染み込んでいた薬物がゆっくりと溶け出し、1年間にわたって避妊効果を発揮します。子宮や卵巣を切除しないため、妊娠させたくなった場合、インプラントを取り出せば、再び妊娠させることも可能です。

 また、埋め込み手術も、皮膚を少し切るのみなので、おとなしい猫であれば局所麻酔で可能です。興奮が激しい猫の場合は、麻酔が必要となりますが、通常の避妊手術に比べ、短い時間で済みます。

 
インプラント(注射器とインプラントのセット)


先端の白い部分を体の中に埋め込みます。

 しかし、欠点もいくつかあり、すべてのケースにおいて、お勧めできるわけではありません。インプラントの効果は、1年しか持続しないため、再度埋め込み直す手術が必要となります。また、子宮蓄膿症など、子宮や卵巣に関連した病気にかかりやすくなります。

 恒久的な避妊を望む場合にはお勧めできませんが、今回の質問のような高齢のケースや、飼い主の都合で一時的に避妊したい場合には有効な手段です。