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Q 今年で18歳になる中型犬を飼っています。最近は年のせいか、一日のほとんどを寝てすごしています。そのせいか、最近、床ずれがひどくなってきました。何か良い治療方法や、予防方法はないものでしょか?
(2008年3月8日デーリー東北掲載) |

猫の後ろ足に出来た褥瘡
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| 高齢問題は、人間のみならず、ペット社会でも深刻な問題となってきています。長寿のペットたちには、人間と同じように、認知症や、筋力の低下などの老化現象が起きます。特に、寝たきりの生活が続くようになると、床ずれ(褥瘡)がよく起き、老犬介護において、悩まされる問題です。 |
これは、体の一面を下にしたまま動かないため、血行が障害されて皮膚の一部が溶けた状態(壊死)です。特に起きやすいのが、くるぶしや、かかと、ひじなど、皮膚のすぐ下に骨がある部位で、骨と床の間に皮膚が強く挟まれるために皮膚の血行障害が起き、これが壊死の原因となります。ひどい場合は、骨が見えるほど皮膚が溶けてしまうこともあります。
褥瘡の治療には、皮膚の水分を保持してキズの治りを早める特殊なフィルム状の素材(ドレッシング材)や、水分を保持する特殊なゲル状の薬を使用します。しかし、骨が見えるほど皮膚が欠損している場合や、ドレッシング材の固定が難しい部位には、手術で皮膚を覆う必要があります。これら以外にも、いろいろな治療方法がありますので、一概にどれがお勧めとは言えません。動物病院で診察を受けてから、ご自宅で治療を始めて下さい。
いずれにおいても、治療中、治療後の飼育管理が重要です。褥瘡予防の基本は、皮膚に「点の圧力」がかからないようにすることです。固い床に直接寝かせるのは厳禁です。毛布などをひいて、柔らかいベッドを作ってあげて下さい。特に、くるぶしなど皮膚の薄い場所には、タオルなどを「面状」に敷き詰めて、くるぶしに圧力が集中しないようにしましょう。最近では、動物専用の褥瘡予防用「低反発マット」が販売されており、非常に便利ですが、価格も高価です。ご自宅でできる簡単な方法としては、空気を入れてふくらませるタイプのビーチマットを、毛布でくるむと即席の褥瘡予防用ベッドになり便利です。この時、空気を入れすぎると硬いベッドになってしまいますので、少なめに入れるのがコツです。ただ、その犬の症状や、体格によって、向き、不向きがありますので、必ず獣医師に相談して下さい。
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