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Q 我が家のコーギーが、動物病院で肛門腺が貯まっていると言われました。自分で絞ってあげたいのですが、どうすればよいのでしょうか?
(2008年6月7日デーリー東北掲載)

両側の肛門腺が破裂した犬

 肛門腺(肛門嚢)とは、肛門のすぐ側にある器官で、非常に臭い独特な分泌物を出します。以前このコーナーでも書きましたが、犬や猫には、肛門のすぐそばに左右一対の肛門嚢とよばれる小さな袋状の器官があります。

 肛門嚢は、肛門の括約筋に囲まれており、排便時や興奮時などで力んだ際に、内容物が分泌されます。

  しかし、下痢をしているときや肥満、犬種によっては内容物が貯まりやすく、炎症をおこすことがあります(肛門嚢炎)。特にコーギーなど、おしりを十分になめられない犬種などは貯まりやすい様です。ほっておくと、化膿して破裂することもありますから要注意です。

 このため、定期的に肛門嚢を圧迫して中身を出す処置(肛門腺しぼり)が必要です。肛門腺のしぼり方は、まず、おしりに軽くティッシュペーパーをあてます。次に、ティッシュ越しに、指を肛門の左右両側の皮膚にあて、大きく肛門をつまむように圧迫します。するとティッシュの中にビュッと中身が飛び出してきます。かなりにおいのきつい分泌物なので、絞ったあとは、お水でやさしく洗ってあげてください。また、うまく肛門腺が絞れないときは、お風呂に入れるときに素手で絞ってみるとわかりやすいかもしれません。

 ただし、肛門嚢の出口が炎症を起こしている場合は、いくら絞っても出てきません。無理に圧迫すると、余計に炎症を起こしてしまいますので危険です。なかなか出ない場合は、無理をせずに、動物病院でやってもらって下さい。また、初めてやるときは、動物病院でレクチャーを受けてからやってみるのがよいでしょう。