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Q 猫にもフィラリア症があると聞いたのですが、青森でも発生があるのでしょうか?
予防はした方がよいのでしょうか?
(2008年6月28日デーリー東北掲載) |
猫にも、フィラリア症(犬糸状虫症)はあります。しかし、その感染率や発症地域などはいまだに不明な点が多く、情報が不足している状態です。この一因には、犬と違い、動物病院内で簡単に高感度で検査できる検査キットなどが発売されておらず、確定検査が難しい問題があります。このため、国内での詳細な感染状況の把握に至っていないのが現実です。
感染のメカニズムは、犬の場合と同じです。フィラリアの成虫が生んだ子虫(ミクロフィラリア)が含まれた動物の血液を吸った蚊が、健康な猫の血液を吸った際、皮膚へミクロフィラリアを移してしまいます。皮膚に付着したミクロフィラリアは、数ヶ月かけて筋肉内をもぐり、やがて血管へと到達し、最終的に心臓にたどり着きます。ここで数ヶ月かけて成長し、そうめん状の成虫となります。しかし、犬と異なり、猫はフィラリアに対する抵抗力が強く、大量に成虫になることはありません。このため、この病気に感染した猫は、はっきりとした症状を示しません。あったとしても、咳や嘔吐、倦怠感など、一見、他の病気と思われるような症状しか見せない場合が多いです。しかし、わずか1〜2匹の感染でも、心臓の弁に絡んでしまい、血液の逆流を起して突然死するケースがあります。この場合、何の兆候も示さないことが多く、これが猫のフィラリア症の恐いところです。
国内の猫の感染状況ですが、とある調査では国内の猫の10%程度の猫がフィラリアに感染しているとの報告があります。また、アメリカでの研究では、猫のフィラリア感染率は、猫エイズや猫白血病の感染率よりも高いという結果が出ています。しかしこれらは、古い調査であったり、調査地域が限られているため、正確な感染状況は不明ですが、現時点では、もっと感染率は高いのではないかと推察されます。
以上のような理由から、猫においてのフィラリア予防も、近年、重要な問題になりつつあり、国内メーカーからも猫用フィラリア予防薬が発売されております。特に背中の皮膚に垂らすタイプの予防薬がありますので、いやがる猫にも簡単に薬を塗ることができます。
猫でも、毎年、ワクチン接種と共にフィアリア予防をされることをお勧めします。 |
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猫用フィラリア予防薬 |
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