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Q うちの犬が3日ほど前から足の指をずっとなめています。見てみると、指の間の皮膚が真っ赤に腫れて少し血がにじんでいます。なんでしょうか?
(2008年9月20日デーリー東北掲載) |
まず動物病院で診察を受けてください。当院においても、指と指の間(指間)の病気は犬猫問わず増えてきており、毎日何件かは来院されます。
指間の病気にはたくさんの原因があるため、まず検査を受け、原因を特定することが重要です。
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当院の例では、最も多い原因は、指間の柔らかい皮膚の下に膿がたまってしまう「化膿」です。散歩の途中に尖った針金や草などで傷がついてしまい、そこから侵入した細菌が増殖し化膿してしまうケースです。激しい痛みがあるため、犬や猫は気にしてしきりになめます。また、膿がたまっていなく筋肉や皮下に広範囲に炎症が広がっている蜂窩織炎(ほうかしきえん)が起きていることもあります。いずれの場合も、外用薬に加え、抗生物質や抗炎症剤による薬物治療を同時に行い、治療を試みていきます。膿の量が多い場合は、皮膚を切開して膿を出し、内部を洗浄することもあります。
次に多い原因には、カビ(真菌症)があります。全身の皮膚に発生しますが、湿度の高い指間や鼠径部、腋窩、耳介などに発生しやすい傾向があります。特に高齢で免疫の落ちた犬や猫に発生しやすく、治療にも時間がかかる病気です。患部に外用薬を塗ったり、抗真菌薬を長期間飲ませて治療していきます。
3番目に多い原因には、アレルギーがあります。食事や環境におけるアレルギーを引き起こす原因(アレルゲン)に触れることで、全身いたるところに炎症が起きます。特に、四肢末端には出やすく、しきりに指をなめる仕草をします。この治療には、まずアレルゲンの特定を行い、薬物により治療を行いながら、徹底した食事管理や環境改善を行ってアレルゲンをなくしていきます。
その他の原因として腫瘍や骨折もあります。指間に出来たイボが大きくなって痛みが出ていることもあり、検査の結果、悪性腫瘍と言うこともあります。また指の骨が折れ、付近の皮膚に激しい炎症が起きていることもあります。
このようにたくさん原因が考えられますので、まず動物病院で検査を受けて下さい。放置すると、なめる行為で皮膚炎が進んでしまったり、唾液にいる菌が傷口に侵入してしまい、症状が悪化するケースがあります。
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